理念・基本方針・目標 乳幼児期の遊びと学び やさしくたくましい心を育てるために つよい体を育むために 考える力を育むために 食育 病後時保育(体調不良型)

乳幼児期の遊びと学び

子どもは生まれて間もないころから、興味や好奇心に満ちた存在です。
見たり触れたり感じたり考えたりしながら、五感を精一杯に働かせて学習し、吸収していきます。
時には困ったり失敗したりすることもあるでしょうが、その時、まわりの大人の温かいまなざし・ぬくもり・笑顔によって、安心と安定を感じとり、勇気と好奇心を復活させて、新しい世界の探索に向かっていきます。

「何かな?」「どうしてかな?」と不思議に思い、試してみることから、学びが始まります。
私たちは、遊びの中にある学びの芽を見逃さずに伸ばしていきたいと考えています。

遊びを通して子どもが自ら学び、自分の力として身につけていった例

1 2歳児造形遊び「ストロー貼り遊び」

テープカッターが使えるようになった2歳児のⅯちゃんは、初め長いテープでストローを貼り付けようとしました。でも、テープの先が丸まってしまってくっつきません。

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そこで、次は短いテープで貼ろうとしましたが、テープの粘着面を上にして持っていたので、指から離れずにうまくいきません。
悪戦苦闘した後、裏返して貼り付けることを発見しました。
何度もうまくいかない場面にぶつかりながら、そのたびに粘り強さを発揮し、自分で考え乗り越えて、目標を達成させたのでした。

2 0歳児「足がはいったよ」

20.jpg0歳児クラスのIちゃんは、この頃、何にでも足を入れる遊びに夢中でした。
牛乳パックを切ったわっかに両足を入れてご満悦です。
もっと大きな箱にも挑戦しようと、足を持ち上げましたが、バランスを崩してこけてしまいました。

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すると、今度は、壁をしっかり持ってこけないように注意をしながら足をいれました。
反対の足で挑戦して、やっと成功!片足が入った自分の姿を見て、どんなことを思っているのでしょう?

このように、子どもは、0歳から自分で考え試行錯誤を繰り返し、自ら学ぶ力を持っています。
でも、それを持続させるには、信頼できる大人や仲間の見守りや応援が必要です。
私たち保育者は、子どもの内なる声を受け止め、安心できる環境とやりたいことに没頭する時間と場所を保障し、適切な準備とタイミングの良い問いかけをすることによって、子ども一人一人の「やってみたい!」「なぜだろう?」を「もっとやりたい」「もっと知りたい」につなげていきたいと思います。

やりたいことをとことん探求する過程で身につく力こそ、今、就学までに育てたい力として重要とされている非認知的能力(集中力・粘り強さ・情動コントロール力・協調性・コミュケーション力など)であると考えています。

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